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北海道 今週は気温が高め 積雪の多い地域ではなだれや屋根からの落雪に注意


今週の北海道は、気圧の谷の通過などで上空に暖かい空気が入りやすく、気温が高めとなる日が多くなりそうです。先週末にかけての強い寒気の影響で大雪となった道北の内陸など積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪に注意してください。

●【南から暖かい空気が入りやすく】

きょう(4日)の北海道付近は、千島の東に中心を持つ高気圧に覆われています。道内では日本海側で低い雲がかかっていますが、その他では広く晴れています。また気圧の傾きが緩んでいるため風も弱く、冬としては割合穏やかに経過しています。今日日中の最高気温は全般に5℃前後が予想されており、平年並みか2℃ほど高くなるでしょう。

なお、この先9日(土)にかけては気圧の谷や低気圧の通過が予想され、日本海側を中心に天気の崩れる日が多くなる見込みです。7日(木)や9日(土)ごろに低気圧が通過する予想となっていますが、低気圧は北海道の西側から北側を通過する見込みで、道内の上空にはこの低気圧に向かって南から暖かい空気が入りやすくなり、降水は雨となるところが多くなりそうです。

●【積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪に注意を】

先週は週末にかけて上空に強い寒気が流れ込み、日本海側では北部を中心に雪の降ったところが多くなり、今月1日には上川地方の幌加内で今シーズン初となる積雪1m以上となるなど、大雪に見舞われたところもありました。その後、全般に積雪は減少に転じ、きょう正午現在の積雪は幌加内で69cm、留萌市幌糠で65cm、幌加内町朱鞠内では49cmとなっており、札幌ではきのう(3日)午後1時に0cmとなりました。

今週は気温が高めで雨の降る日もあることから、日本海側でも極端に積雪が増加する可能性は低いですが、積雪の多い地域を中心になだれや屋根からの落雪には注意が必要です。

これから本格的な厳冬期に入りますが、そんな時季でも上空に暖気が入ったり雨が降ったりなどの要因があると、雪が多量に積もった山の斜面では融雪期にみられるような、積雪が全層にわたって滑り落ちる全層雪崩が発生する危険があります。また、家の軒下付近は歩かないなど屋根からの落雪に対する対策も行うようにしましょう。

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