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北海道 あす未明にかけて暴風や高波に警戒を 今週末は本格的な冬の到来


発達した低気圧や上空の寒気の影響で道内では昨日(6日)から道北を中心に大雨となったところがあり、土砂災害に警戒が必要です。また低気圧の影響で北海道付近は気圧の傾きが大きくなっており、あす未明にかけて暴風や高波にも警戒してください。なお、今週末は更に強い寒気の流入が予想され、平地でも広く降雪となるでしょう。今夜にかけての警戒点と、その後の予想される天気を解説します。

●【これまでの大雨による土砂災害に警戒】

発達した低気圧がオホーツク海に進み、北海道付近は気圧の傾きが大きくなっています。きょう(7日)午前は広く雨が降り、局地的に雷雨となったところがありました。道北の稚内ではきょう正午までの24時間に134.0mmと大雨に見舞われました。稚内ではきのう(6日)の日降水量が125.0mmを観測し、1938年の統計開始以来、11月としては最も多い記録を更新しました。この影響で稚内市では夕方にかけて土砂災害に警戒が必要です。

低気圧からのびる寒冷前線は千島方面に抜けつつあり、道東方面では今後、天気はゆっくり回復に向かう見込みです。一方、日本海側や太平洋側西部では低気圧からのびる気圧の谷や上空の寒気の影響で今後も雨の降りやすい状況が続くでしょう。大気の状態が不安定なため、局地的に雷雨となる恐れもあり、また、気温が急速に低下する夕方以降は標高の峠付近では雪に変わるところもあるでしょう。天気の急変とともに、路面状況の変化にも注意してください。

●【暴風と高波にも警戒が必要】

道内では道南方面や道東を中心に西または南西の風が強まっており、今夜にかけて最大瞬間風速で30メートル前後の暴風が吹く恐れがあります。道南の桧山奥尻島と道北の留萌南部には暴風警報が発表されており、引き続き暴風に警戒が必要です。また沿岸では日本海側を中心に波が高くなっており、日本海側や太平洋側西部では最大6メートルの大しけとなる見込みです。船舶・港湾関係はもとより、沿岸近くを運転される方などは特に横風や越波などに注意してください。

●【今週末は本格的な冬が到来】

荒れた天気をもたらした低気圧や前線はあす(8日)には東に離れ、あさって(9日)にかけて北海道付近は高気圧の圏内となる見込みです。明日は日本海側ではじめ雨や湿った雪が残りますが、次第に天気は回復する見込みです。強い風もおさまるでしょう。

なお、10日には低気圧や前線が再び北海道付近を通過する見込みです。このため10日は気温が高めで広く雨となりますが、11日以降は上空に12月中旬から下旬並みの強い寒気が流れ込み、今週末から週明けは日本海側などで広く雪となりそうです。平地でも道北を中心にしっかりとした降雪となる可能性があり、今シーズン初の「雪かき」が必要となるところもあるでしょう。今後の気象情報に留意し、冬タイヤの装備とともに暖房器具や除雪道具の確認、点検などを早めに済ませておきましょう。

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