11月に入っても最高気温は平年を上回る日が続くでしょう。関東から九州では25℃以上の夏日の所が続出しそうです。11月8日の立冬を過ぎても20℃以上の所が多く、冬の気配はまだ感じられなさそうです。
●10月31日～11月6日 季節が逆戻り
あす10月の最終日(31日)は、北海道から九州まで秋晴れが続くでしょう。沖縄は、はじめ雨が降りますが、次第に晴れる見込みです。11月のスタートも4日頃にかけて、東北から九州まで広く晴れそうです。ただ、北海道は低気圧や前線の影響で、しばらく雨の降る日が続くでしょう。風が強まり、荒れた天気となる所がありそうです。
5日頃になると、本州付近は高気圧の後面にあたり、湿った空気が流れ込みやすく、また低気圧から延びる前線が本州付近を通過する見込みです。そのため、東北から九州は雨が降りやすくなるでしょう。
最高気温は、全国的に平年より高い日が続きそうです。11月だというのに、季節が逆戻り。関東から九州にかけては、25℃以上の夏日という所もありそうです。11月だというのに半袖でも過ごせるくらいの陽気の所もあるでしょう。ただ、朝晩ひんやりして薄着では肌寒く感じられそうです。ジャケットなど羽織る物で調節して、体調を崩さないようにご注意ください。
●11月7日～12日 立冬を過ぎても20℃を超える所が多い
11月7日から12日にかけての一週間、北海道は、気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、曇りの日が多くなりそうです。一方、東北や九州は秋晴れが多いでしょう。ただ、9日は関東で、11日は近畿で雨が降りそうです。
8日は二十四節気の立冬で、暦の上では冬に入りますが、最高気温は9日と10日は、北海道から九州まで平年より高くなりそうです。関東から九州は20℃以上の所が多く、特に10日は東京都心で23℃と、平年を5℃以上も上回るでしょう。11月も中旬に入りますが、薄着や半袖で過ごしたくなるほどの気温になりそうです。ただ、朝晩は15℃に届かずヒンヤリするでしょう。
また11日頃から日本付近は寒気が流れ込む見込みです。北海道など急に寒くなりますので、冬支度は早めにしておくようにしてください。
