台風13号は8日(金)頃に関東甲信に接近するおそれ。ただ、きのうまでの予想よりも進路がやや陸地よりに変わってきており、この先も進路や天気予報が大きく変わる可能性があります。この先2週間も全国的に高温傾向で、いったん暑さの収まった所も、再び厳しい暑さとなるでしょう。
●7日(木)~13日(水) 台風13号の動向に注意を 暑さ厳しくなる
きのう5日(火)21時に発生した台風13号は、日本の南を北東へ進み、8日(金)頃に関東甲信に接近するおそれがあります。13号は急速に発達することはなく、暴風域を伴うこともありませんが、それでも雨雲の元となる暖かく湿った空気をたっぷりと運んでくるでしょう。
あす7日(木)は、東海や北陸、関東甲信では前線の影響で明け方まで雨の降る所がありますが、日中は広い範囲で晴れる見込みです。夕方以降は山沿いを中心ににわか雨や雷雨があるでしょう。8日(金)から9日(土)は台風の影響で関東甲信や東北を中心に雨が降りそうです。
注意したいのは、台風13号の進路はきのうの予想よりも、やや陸地よりに変わってきた点です。台風の進路にはまだ幅があり、週末にかけての予報が大きく変わる可能性があります。最新の情報をご確認ください。
また、この先は太平洋高気圧が次第に勢力を強めるため、いったん暑さの収まった所も、再び厳しい暑さとなるでしょう。特に来週は九州から関東甲信を中心に猛暑日地点が増えて、体にこたえる暑さとなりそうです。
●14日(木)~19日(火) 来週末は雨の所が多い
この期間は九州や北海道で曇りや雨の日が多いでしょう。来週末はそのほかのエリアも含めて広い範囲で傘が必要になりそうです。ただ、曇りや雨でも気温は高く、沖縄や九州から関東甲信では連日30℃以上の真夏日の予想で、猛暑日に迫る所もあるでしょう。秋らしい涼しさを感じられるのは、まだ少し先になりそうです。