
日本の南にある熱帯低気圧は、今後、台風になる予想です。予報円の中心を進めば、7日(木)から8日(金)頃にかけて関東沖へ進むでしょう。関東や伊豆諸島では雨や風が強まる恐れがあります。この先も日本の南の海上は台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況が続きそうです。
●台風13号発生へ
日本の南にある熱帯低気圧は、今後、台風になる予想です。台風になれば、今年13個目で台風13号となります。
台風になると予想される熱帯低気圧は、今後が北東へ進み、予報円の中心を進めば、7日(木)から8日(金)頃にかけて関東沖を進む予想です。今のところ、台風として急速に発達することはなく、暴風域を伴うことはないでしょう。ただ、熱帯由来の暖かく湿った空気を運びこみそうです。関東では7日(木)から8日(金)頃は沿岸部を中心に雨や風が強まる恐れがあります。台風の進路にあたる伊豆諸島では荒れた天気となるでしょう。
今後も最新の台風情報にご注意ください。
●台風や熱帯低気圧が発生しやすい状況が続く
このところ台風が相次いで発生していますが、この先も台風や熱帯低気圧の発生しやすい状況が続くでしょう。
上の図はアメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想です。上段は9月6日~12日、下段は13日~19日で、ともに日本の南の海上は赤色で示され、9月中旬にかけても、台風や熱帯低気圧が発生する確率が高いと予測しています。
●台風シーズン続く
平年のデータを見ても9月は台風シーズンといえます。
台風の平年の発生数は8月は5.7個と最も多く、9月は5.0個と2番目に多くなります。平年の接近数は8月、9月ともに3.3個と一年で一番多くなっています。去年は9月に台風が6個も日本列島に接近しました。
この先も南の海上から目が離せない状況が続きそうです。ハザードマップを確認したり、雨どいや側溝の掃除をして水はけを良くしたりするなど、台風への備えをしておくと安心です。