台風7号は、あす15日(火)には紀伊半島に上陸し、近畿や北陸を縦断するおそれ。中国地方、四国、近畿、東海、関東甲信で線状降水帯が発生するおそれがあり、大雨や暴風のピークに。台風通過後も天気の急変に注意。猛烈な暑さも続きそう。
●前半:15日(火)～21日(月) 台風7号の影響 長引く
台風7号は、あす15日(火)の午前の早い時間には紀伊半島に上陸し、近畿や北陸付近を縦断する可能性が高くなっています。16日(水)は日本海に抜けて北東へ進み、18日(金)にはオホーツク海で温帯低気圧に変わるでしょう。
台風による大雨や暴風のピークは、あす15日(火)。台風本体の発達した雨雲は中心付近よりもやや離れた所に位置しているため、台風の中心から離れた所でトラックが横転するほどの「猛烈な風」が吹き、滝のような「非常に激しい雨」が降るおそれがあります。関東甲信ではあす15日(火)の午前中にかけて、中国地方や四国、近畿、東海では、あす15日(火)午後にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高波に警戒してください。
東北と北海道では、16日(水)から17日(木)にかけて日本海側を中心に雨や風が強まるでしょう。大荒れや大しけ、大雨になるおそれがあります。
台風が通過後も変わりやすい天気で、所々で雨が降るでしょう。晴れマークの所でも、空模様の変化にご注意ください。
●後半:22日(火)～27日(日) 日中は猛暑 熱帯夜も続く
22日(火)以降は、沖縄や九州から東北にかけては、晴れる所が多いでしょう。午後を中心ににわか雨の所がありますが、26日(土)～27日(日)にかけては、東海や東北などで雨の範囲が広がりそうです。また、前線や気圧の谷の影響を受けやすい北海道は、曇りや雨の日が多いでしょう。
この先も、気温は平年並みか平年より高い日が続きそうです。あす15日(火)は台風の影響で大荒れとなる近畿や東海で暑さが和らぐものの、一時的でしょう。最高気温は、九州から関東甲信では35℃を超える日もあり、日中は猛烈な暑さ。夜間も25℃を下回らない熱帯夜が続く所が多いでしょう。昼夜を問わず、熱中症対策を続けてください。
大谷翔平・野球ニュース