きょう13日は、近畿や東海を中心に危険な暑さとなりました。大阪府枚方市や豊中市は39℃台に。名古屋市や大阪市では今年一番の暑さとなりました。あす14日も猛烈な暑さとなる所が多く、熱中症に警戒が必要です。
●大阪府で39℃台 名古屋市や大阪市で今年一番の暑さ
きょう13日は強い日差しが照り付けた近畿や東海を中心に危険な暑さとなりました。
最高気温は大阪府枚方市で39.2℃、豊中市で39.1℃と危険な暑さになりました。大阪府八尾市では38.9℃と2003年の統計開始以降、最も高い気温となりました。また、名古屋市で38.9℃、大阪市で38.6℃と今年一番の暑さでした。
一方、関東は午後は雨が降った所が多く、暑さは落ち着きました。東京都心は13時56分に32.9℃を観測しましたが、15時の気温は27.9℃と30℃を下回りました。
●あす14日 蒸し暑さアップ
あす14日の最高気温は、きょうよりは低い所が多いでしょう。
それでも、東北の日本海側や北陸、東海から九州は所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となりそうです。新潟市や名古屋市は37℃予想とうだるような暑さでしょう。大阪市は35℃の予想で、きょうよりは低いものの、湿度が高くなり、不快な蒸し暑さとなりそうです。
引き続き熱中症に警戒が必要です。
●熱中症予防のポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。