今日(3日)の北海道付近は、上空の冷たい空気や南からの湿った気流の影響で大気の状態がやや不安定となっています。午後は内陸で局地的な雷雨となる恐れがあります。天候の急変等に注意して下さい。また、今週は南からの暖かい空気の流入が強まり、週末を中心に暑さが厳しくなる日もあるでしょう。
●【午後は内陸で急な雷雨も 天気の急変に注意!】
今日は、サハリン付近に上空に寒気を伴う気圧の谷がほとんど停滞しています。北海道上空にも平年よりやや冷たい空気が入っており、この影響で北海道付近は大気の状態が不安定となっています。未明から道北などで降っていた雨は昼前には一旦小康状態となりましたが、午後は道東の内陸などで雨雲が発生し、雨の降る所があるでしょう。特に十勝地方では局地的な雷雨となり、激しい雨に見舞われる恐れがあります。天気の急な変化や落雷、突風などに注意して下さい。
●【今後も気温は高め 週末は真夏の暑さとなる所も!】
上空の寒気を伴う気圧の谷は明日(4日)もサハリン付近に居座る見込みです。この影響もあって明日の最高気温は平年並みの所が多くなるでしょう。この気圧の谷は明後日(5日)には北海道から遠ざかりますが、6日は大陸方面から近づく次の気圧の谷の影響で広く雨が降るでしょう。
この気圧の谷は、雨と同時に南から暖かい空気も運んでくる見込みです。 天気が回復する7日の金曜日から週末にかけて道内は気温が上がり、札幌や旭川、帯広など内陸を中心に真夏日となる所が多くなるでしょう。ここ数日極端な暑さからは解放されていましたが、週末にかけては暑さ対策を心がけましょう。