きょう4月30日(日)は、北海道で気温上昇。札幌市では今年はじめて最高気温が20℃を超えました。雨は日本海側から止んできましたが、東北~九州では、きのう28日(土)より気温が低く、特に、北陸周辺では大幅ダウンとなっています。日々の気温差が大きいため、体調管理にご注意下さい。
●札幌で今年初 最高気温20℃超え
きょう4月30日(日)は、列島を前線が通過し、午前を中心に本降りの雨となりました。午後は日本海側から次第に雨が上がり、北海道を中心に気温が上昇しています。
13時までの最高気温は、札幌市は21.1℃と、今年はじめて20℃を超えました。
東北~九州、沖縄では、きのう28日(土)より低い所が多く、仙台市19.8℃、新潟市18.0℃、東京都心22.0℃、名古屋市20.0℃、大阪市19.0℃、福岡市19.8℃、那覇市24.8℃などとなっています。
きょう30日(日)は、北海道~九州まで、20℃前後と同じような気温となっています。
●GW 3日~5日は夏日続出
この先1週間は、平年より気温が高い日が多いでしょう。特に、5月3日(憲法記念日)~5日(こどもの日)にかけては、最高気温25℃以上の夏日続出となりそうです。4日(みどりの日)は仙台市で25℃、札幌市も23℃まで上がる見込みです。
まだ身体が暑さに慣れていないため、こまめに休憩や水分をとるよう心がけましょう。
●車の移動が増える時期 車内の温度管理に注意
初夏の行楽シーズンは車の中の熱中症に注意が必要です。外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)
車内が高温になった場合、上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。
真夏でなくても油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。