きょう2日(木)は、全国的に北風が冷たく、真冬らしい寒さが戻りました。あす3日(金)は「節分」ですが、厳しい寒さが続くでしょう。4日(土)は二十四節気の「立春」。「寒の明け」で、暦の上で春の始まりとなります。4日(土)以降は、日に日に気温の上がる所が多い見込みです。
●北風強く気温ダウンで一段と寒く
きょう2日(木)は、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、全国的に北寄りの風が強まりました。
最大瞬間風速は、午前中に観測された所が多く、北海道えりも岬では32.2メートル(西 午前0時58分)、羅臼町で29.8メートル(北西 午前11時55分)など、まともに立っていられないような暴風が吹き荒れました。
関東でも風がかなり強く吹き、午後3時までの最大瞬間風速は、栃木県の奥日光では26.9メートル(西 午前5時45分)、羽田空港で17.0メートル(北北西 午前10時20分)など風に向かって歩きにくいほどの強い風でした。
また、日中も気温が上がらず、最高気温は全国的に平年並みか平年を下回り、真冬の寒さが戻りました。
午後3時までの最高気温は、きのう1日(水)より4℃前後低くなった所が多く、仙台市は約6℃低い4.0℃、東京都心は約4℃低い9.2℃、金沢市では約4℃低い5.0℃、福岡市では約6℃低い11.5℃でした。北よりの風が強く吹いたため、体感的には一段と寒く感じられました。
●あす3日「節分」まで厳しい寒さ 4日「立春」寒の明けから気温上昇
あす3日(金)「節分」は冷たい北風がおさまるものの、気温は低く、真冬の寒さが続く見込みです。暖かい服装で、お出かけください。
あさって4日(土)は、二十四節気の「立春」で、暦の上では、春の始まりとなります。一年で最も寒い時期とされる「寒の内」は節分まで、4日(土)が「寒の明け」とされています。
まだ暖かいという体感ではありませんが、立春以降は日に日に気温が上がる見込みです。ただ、その後も寒暖差を繰り返すでしょう。気温の変化に注意をしてください。まだまだ暖かい服装が活躍しそうです。
