きょう11日は、九州から北海道ではカラッと晴れています。岩手県盛岡市では湿度が23パーセントまで下がりました。あす12日も晴れる所が多く、火の元には注意が必要です。
●北海道などに乾燥注意報
きょう11日は、九州から北海道ではさわやかな秋晴れとなっていて、乾いた空気に包まれています。午後3時までの湿度で、全国で一番湿度が低かったのは、岩手県盛岡市と島根県吉賀町で湿度が23パーセントでした。
午後3時現在、北海道の広い範囲と、東北や東海、中国地方、九州の一部に乾燥注意報が発表されています。
あす12日にかけても晴れる所が多いでしょう。注意報が発表されていない地域でも、火の取り扱いにはご注意ください。
●空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。