東海地方は、土日も、10月としては気温が高めで、汗ばむ陽気が続きそうです。週明けの雨を境に、一気に季節が進むでしょう。土日のうちに、ジャケットやコートの準備を済ませておくのがおすすめです。
●午前中からぐんぐん気温が上がる
きょう14日の東海地方は、朝から気持ちのいい秋晴れで、午前中からぐんぐん気温が上がりました。25℃以上の夏日となった所が多く、15時までの最高気温は、東海地方で一番高かった、岐阜県多治見市で28.7℃、続いて、愛知県豊田市と岐阜県揖斐川町で、28.4℃でした。名古屋市でも27.8℃まで上がり、平年より4℃も高く、日なたでは暑いくらいの陽気となりました。
●土日も汗ばむ陽気続く
あす15日(土)は、高気圧に覆われて、広く秋晴れとなるでしょう。
16日(日)は、東寄りの風にのって湿った空気が流れ込むため、あすよりも雲が多くなりそうです。晴れ間が出るのは午前中で、午後は、次第に雲が厚くなる見込みです。早い所では、夕方以降、雨の降りだす地域があるでしょう。
そして、土日も、10月としては気温が高めで、夏日となる所が多くなりそうです。
特に、あすは、名古屋や岐阜、津で、9月中旬から下旬並みとなり、季節が一か月ほど逆戻りするでしょう。
●週間天気 雨を境に季節が前進
週明けの17日(月)は、湿った空気や本州付近を前線が通過するため、雨の一日となるでしょう。名古屋市内では、土日は雨の心配はほとんどありませんが、17日は、明け方頃から雨が降りだし、傘が手放せない一日となる見込みです。
この雨を境に、冷たい空気が流れ込んでくるため、朝晩はこれまでよりも、空気がひんやりしそうです。土日のうちに、ジャケットやコートの準備を済ませておくのがおすすめです。日中は、20℃前後と過ごしやすい陽気となりそうです。
●行楽の季節 紅葉見頃情報を参考に
愛知県日進市内のコスモス畑では、濃いピンクや薄いピンクのコスモスが、綺麗に咲いています。まだ、つぼみも多く、これから色とりどりのピンク色に畑が染まりそうです。
また、今後、紅葉狩りを計画されている方も多いのではないでしょうか。きのう13日に日本気象協会が発表した、最新の「紅葉見頃予想」によりますと、東海地方の紅葉の見頃は、平年並みか平年よりやや遅くなる見込みです。この先の気温は、平年並みか高い傾向ですが、寒暖差が大きく、朝晩は冷え込む日が増え、各地の色づきが進むでしょう。お出掛けの際は、東海地方の紅葉見頃情報 2022を、是非、参考にしてみて下さい。