【東大松尾研×パーソル】AI×人材紹介で“ミスマッチのない未来”を拓く新研究が始動

パーソルイノベーション株式会社は、東京大学松尾研究室発のスタートアップ「BAKUTAN」と共同で、新たな人材マッチングアルゴリズムの研究に着手しました。焦点となるのは、物流・介護・小売といった“エッセンシャルワーカー”領域における人材紹介の精度向上です。

従来は履歴書やスキルといった静的データをもとにしたレコメンドが主流でしたが、今回の研究では採用・不採用履歴や早期離職などの「動的な履歴」に着目。現場のキャリアアドバイザーが持つ“暗黙知”をアルゴリズムに取り込むことで、よりリアルなマッチングを目指します。

AIとマーケットデザインを掛け合わせるこの取り組みは、採用の効率化にとどまらず、就職後の定着や活躍まで視野に入れた「キャリアオーナーシップ」支援へと進化する可能性を秘めています。実証実験を経てサービス実装へと展開する見込みで、今後の動向が注目されます。

詳しくは「パーソルイノベーション株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部海道