東海地方では、土日は天気が回復し、この時期らしい陽気となるでしょう。ただ、海のレジャーは強風や高波に注意が必要です。
●今後の雨は?
きのう14日までに、名古屋では6日連続の夏日(4月としては観測史上初)となるなど、季節外れの暑さが続きましたが、きょう15日は、15時までの最高気温が、名古屋で20度に届かず、涼しくなりました。
きょう15日14時現在、大型で強い台風1号は、小笠原近海を北上しています。また、本州の南岸には前線が停滞しています。
きのう14日から、前線や台風周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で、三重県南部や岐阜県の山地では、降り始めからの雨量が50ミリ以上となるなど、雨量がまとまった所がありました。
きょう15日15時現在、雨雲は、静岡県を中心に東海地方の所々にかかっています。今夜はじめ頃までには、止む所が多いでしょう。ただ、静岡県では局地的な前線が発生するため、雨が残る所がある見込みです。
●土日は天気回復 この時期らしい陽気に戻る
この土日は、天気が回復し、日中を中心に晴れる所が多いでしょう。ただ、静岡県では、局地的な前線の影響で、土日ともにすっきりせず、雲が多いでしょう。雨が降る所もあるため、外出の際は、折り畳みの傘があると安心です。
なお、土日も、高波の影響が残ります。海のレジャーは、北寄りの強い風や高波に注意して下さい。
また、今週は、季節外れの暑さが続きましたが、土日は、この時期らしい陽気が戻ってくる見込みです。最低気温、最高気温ともに、平年並みか少し高いくらいでしょう。日中は、20度前後の所が多く、快適に過ごせそうです。気温は少し落ち着きますが、紫外線は「非常に強い」所が多いため、対策を万全にしましょう。
●外出時は 紫外線対策を
紫外線を浴びすぎると、日焼けに始まり、皮膚がダメージを受け、また、皮膚の老化を進めると言われています。
紫外線対策として、UVカットの衣服や長袖を利用しましょう。気温が高い時は、熱中症のリスクもあるため、長袖でも通気性の良い素材を選ぶことがおすすめです。また、日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。その他にも、帽子や日傘、紫外線から目を守るために、サングラスなどをうまく活用するとよいでしょう。
大型連休も控え、これから外出の機会が増える時期です。晴れの日だけでなく、薄曇りの日や曇りの日でも、対策を十分におこなって下さい。
●2週間天気後半:23日(土)～28日(木)
2週間天気後半、25日(月)以降は、曇りや雨の日が多く、ぐずついた天気となるでしょう。雨が降っても、暖かな空気が入るため、肌寒さはなさそうです。特に、最低気温は、20度前後までしか下がらず、朝晩も上着なしで過ごせるでしょう。
