関西 台風9号から変わった温帯低気圧の影響続く 10日にかけて暴風に警戒を

台風9号は9日9時に温帯低気圧に変わりましたが、このあと日本海で発達する見込みです。関西では暴風や高波、高潮に引き続き警戒をしてください。

●10日にかけて引き続き暴風に警戒を

関西では、紀伊水道沿岸や播磨灘、大阪湾を中心に、温帯低気圧に向かって吹く南寄りの風が強まっています。すでに最大瞬間風速が30メートルを超えている地点もあります。あす10日にかけて次第に西寄りの風に変わり、海上を中心に非常に強い風が吹く見込みです。引き続き暴風に警戒をしてください。

●高潮や高波にも警戒を

関西では、10日未明にかけて、ウネリを伴い大しけとなる見込みです。高波に警戒をしてください。また、高潮にも厳重な警戒が必要です。高潮が発生時に危険な場所は、「海岸付近の低地」「遠浅の海底」「河口部」「湾奥部」「V字谷」などがあります。このあと10日にかけて、海岸付近には近寄らないようにしてください。