今日(10日)、札幌管区気象台から一か月予報が発表されました。今日の日中は気温が上がり、雨の降った所もありましたが、来週は冬の嵐となる可能性があります。最新の一か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめてみました。
●1週目(12月12日~18日) 冬将軍、到来
今日(10日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明後日(12日)にかけては日本海側などで雪の降ることがありますが、量が多くなることはなく、冬としては割合穏やかに経過します。しかし、日曜日(13日)には北海道付近を低気圧が通過し、上空の寒気が強まります。特に来週の月曜日から火曜日にかけては上空には真冬よりも強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。日本海側を中心に雪や風が強まり、大雪や荒れた天気となる恐れがあり、積雪の少ない道東方面でも雪が積もる可能性があります。気温も平年より低くなり、来週は広い範囲で真冬日となりそうです。本格的な冬への備えが必要となります。
●2週目以降(12月19日~25日) 厳しい寒さが続く
西の大陸の高気圧や、日本の東の低気圧の勢力が例年よりも強い傾向で、冬型の気圧配置が強まりそうです。日本海側を中心に雪の日が多く、さらに積雪が増えていきそうです。上空の強い寒気の影響を受けて気温もあまり上がらず、真冬の寒さが続く可能性があります。1週目に続き、雪や寒さへの対策が必要となりそうです。
●3~4週目(12月26日~1月8日)雪や寒さは平年並みに
年末年始の北海道付近の寒気の強さは平年並みに戻る見込みです。日本海側やオホーツク海側では曇りや雪の日が多くなりますが、1週目や2週目に比べると、降る雪の量は幾分落ち着く傾向となりそうです。年末年始は今の所、極端な天気傾向となることはなく、割合落ち着いて過ごせる地域が多くなるかもしれません。特に、太平洋側では例年通り晴れる日が多くなりそうです。