九州は、けさも冷え込みが強まり、大分県由布市湯布院の最低気温は-2.7度と、九州の今シーズンの最低気温としては最も低くなりました。秋が深まり、紅葉シーズン真っ盛りの九州ですが、今週末は気温が急上昇。季節はいったん逆戻りとなりそうです。
●九州 けさも寒かった
九州のけさの最低気温は、佐賀県嬉野市1.4度、宮崎県五ヶ瀬町鞍岡-1.7度、大分県由布市湯布院-2.7度など、所々で今シーズン一番の冷え込みとなりました。大分県由布市湯布院の最低気温-2.7度は、今シーズンこれまでの九州の最低気温としては最も低い気温です。九州は、あす22日(金)の朝も冷え込み、山沿いは霜が降りる恐れがあります。農作物の管理にご注意下さい。
●23日(土)は気温急上昇
あす22日(金)も、九州北部はおおむね晴れて、最高気温は20度前後まで上がる所が多いでしょう。九州南部は雨が降ったりやんだりの天気となりますが、23日(土)の勤労感謝の日は九州各地で再び晴れ間が出る見込み。そしてこの日は最高気温が25度近くまで上がる所もあり、季節外れの汗ばむ暑さとなる所もありそうです。
●24日(日)は雨の降り方に注意
24日(日)は九州各地で大きく天気が崩れ、雨の降り方も季節外れの強さとなる可能性があります。原因は、台風27号から変わる低気圧です。きのう午前9時、フィリピンの東海上で発生した台風27号は、あす(22日)の夜遅くからあさって23日(土)の朝にかけて沖縄の先島諸島付近を通過し、次第に熱帯低気圧に変わって東シナ海をさらに北上。24日(日)に九州へ近づいてくる見込みです。その台風から変わる低気圧が運んでくる湿った空気の影響で、24日(日)は大気の状態が不安定になり、雷を伴って雨脚が強まる所があるでしょう。24日(日)はこの時期としてはまとまった雨となりそうです。落雷や雨の降り方にご注意下さい。