16日(木)夜、福岡と鹿児島でホタルの初見が観測されました。九州のホタルの初見は、4月13日に熊本で、5月5日に宮崎、6日に長崎、12日に佐賀で観測されています。
●ホタルの季節 平年より早め
きのう16日(木)夜、福岡と鹿児島でホタルの初見が観測されました。福岡では平年より12日早く、鹿児島では4日遅い観測です。ホタルの初見とは、ゲンジボタルかヘイケボタルのいずれかの成虫が、発光しながら飛んでいるのを初めて見た日です。沖縄地方では、クロイワボタルなどを観測しており、北海道ではホタルの初見の平年値はありません。
今年のホタルの初見は、3月20日に宮古島、4月11日に那覇、4月13日に熊本、5月5日に宮崎、6日に長崎、12日に佐賀で観測されています。いずれも平年より10日以上も早く、熊本では28日も早い観測です。九州で今年まだ観測されていない大分の平年の初見日は5月17日です。中国地方や四国でも、5月下旬ごろからホタルが見られるようになります。
ホタルの観察は、午後8時前から9時頃、風が弱く、やや蒸し暑い夜がよい条件といわれています。