28日と29日は晴天に恵まれ、絶好のお花見・行楽・田植え日和。平成最後の30日は天気下り坂へ。令和スタートの1日は発達する低気圧が通過し、荒天のおそれ。
●28日~29日:絶好の行楽・お花見・田植え日和
上空に季節外れの強い寒気が流れ込んでいたため、27日の仙台市は午前を中心に冷たい雨が降ったりやんだり、最高気温は10度3分(3月下旬並み)にとどまって季節はひと月ほど逆戻りしました。ゴールデンウィーク初日のお出かけには雨傘に加え、冬物アイテムが恋しい空気の冷たさとなりました。
28日は一転、大きな移動性の高気圧におおわれ、穏やかな晴天に恵まれています。朝から日差しはたっぷりと降り注ぎ、今朝5度3分まで冷えた仙台市の気温は午後2時までに16度1分まで上がっています。3日ぶりにポカポカ陽気が戻ってきました。
連休2日目の東北地方は広い範囲でよく晴れて、絶好の行楽・お花見・田植え日和となっています。本州付近をおおっている高気圧はゆっくりと東へ移動し、安定した晴天は29日昭和の日まで続く見込みです。
東北地方は北部で桜の季節が続いています。29日にかけてお花見には最適な陽気です。青空を背景に平成最後の桜をカメラに収めるにも絶好のチャンスでしょう。
●30日は天気下り坂、1日はメイストーム?!
晴天は28日と29日の2日間限定で、平成最後の30日(火)は天気が下り坂となるでしょう。
高気圧は東へ離れ、西から低気圧が進んでくる予想です。このため、南部や太平洋側から雲が広がり、午後は雨が降りだす所もあるでしょう。
そして令和初日の1日(水)は広く雨となりそうです。低気圧が発達しながら本州付近を通過する予想で、雨や風が強まって荒れた天気となるでしょう。
福島県浜通り、宮城県東部、岩手県沿岸南部を中心に活発な雨雲がかかり、局地的には雷を伴った激しい雨が降り大雨のおそれがあります。また、海上を中心に風が強まり、山でも横殴りの雨や強風、落雷や竜巻などの突風が吹く可能性もあります。さらに、東北地方には28日現在、青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県になだれ注意報が発表されています。まだ積雪が多く残っている所もあり、なだれの危険が高まるでしょう。
新元号に変わる特別な日、行楽の計画はアウトドアよりインドアがおすすめです。