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【日本代表】伊東純也10カ月ぶり先発で2得点に絡む「ワンチャン、ものに」性加害疑惑で離脱以来


FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で日本が中国を3-1で破った試合で、日本代表の伊東純也が約10カ月ぶりに先発出場しました。伊東は試合の中で2得点に絡む活躍を見せ、特にコーナーキックからのゴールや、試合後半でのクロスでのアシストで存在感を示しました。彼は、前半にはDF板倉滉のゴールの起点となり、後半にはFW小川航基の追加点をアシストしました。これまで9月の代表復帰からは途中出場が続いていましたが、今回敵地での試合で先発に戻り、攻守にわたるプレーでチームを支えました。セットプレーの重要性を強調し、難しい試合展開の中でのワンチャンスをものにすることの大切さを語りました。

日本対中国 前半、相手と競り合う伊東(中央)(撮影・河田真司)

<W杯アジア最終予選:中国1-3日本>◇19日◇C組◇第6戦◇福建省アモイ

日本(FIFAランキング15位)のMF伊東純也(31=スタッド・ランス)が「ジャスト10カ月ぶり」の先発出場を果たした。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選の中国(同92位)戦でスタメン復帰。今年1月から2月に行われたAFCアジア・カップ(アジア杯)カタール大会で、性加害疑惑報道を受けて一時代表を離脱する前の1月19日イラク戦以来となった。

2得点に絡んだ後のコメントは次の通り。

   ◇   ◇   ◇

-2点に絡む活躍。2点目のCKは、ニアでそらしてファーで合わせる形だった。狙い通りだったか

伊東 練習でニアを狙ってた。直接そらし、ゴールというのは練習でもうまくいっていたので、いい形でした。

-苦しい試合展開の中、セットプレーで点を取れるのは強み。選手の中でどう話していたか

伊東 アウエーで難しい試合になりますし、セットプレーだったり、ワンチャンスをものにすることは大事。その点では良かった。

-3点目(アシスト)の素晴らしいクロス。ここにつながった1つ前の中村選手へのサイドチェンジも。一連のプレーについて

伊東 後半、少し空いてきた。サイドチェンジ一発で、タケ(久保建英)と2-2の状況がつくれていたので、うまく崩してクロスを上げられた。

伊東は9月に代表復帰してからは途中出場が続いていたが、敵地で先発復帰。右のウイングバックで攻守に躍動した。

前半、右CからDF板倉滉(ボルシアMG)のチーム2点目の起点になると、後半にはFW小川航基(NECナイメヘン)の2発目をアシスト。右サイドをえぐり、深い位置からファーサイドのストライカーへ届けていた。

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