24日の日本列島は暖かい朝となった所が多く、冬日の地点数は今年最少。沖縄では連続熱帯夜の所も。
●今年最少の冬日と連続した暑い夜
けさ24日(水)も、北国では最低気温が0度未満の冬日になった所がありましたが、その数は、いずれも北海道内の12か所だけ。冬日の地点数は、4月に入っても100か所以上の日が続き、ようやく15日になって25か所に激減。けさは、これを下回りました。午前9時までに一番低かったのは、上川地方占冠(しむかっぷ)村の氷点下1度7分。その他、帯広空港と伊達市の氷点下0度4分、上川地方下川(しもかわ)町の氷点下0度3分など、今年最少の12か所でした。寒さに慣れている北海道の方にも暖かい朝でした。
一方、南北に長い日本列島、沖縄の宮古島や石垣島などの先島諸島や沖縄本島では、夜間の気温が25度以上の「熱帯夜」になったと見られる所がありました。暖かいを通り越して暑い朝です。午前9時までの最低気温は、日本最西端の与那国島と島内の空港地点で26度7分だったのをはじめ、石垣島では26度6分、宮古島では25度6分、久米島で25度5分など計15地点で25度以上でした。与那国島から石垣島や宮古島にかけての先島諸島では、きのうの朝に続いて熱帯夜になった所がありました。また、那覇市では24度8分で、こちらも暑い朝でした。
※冬日の地点数は、午前9時までの速報値です。後日、修正されることがあります。
※熱帯夜とは、夜間の気温が25度以上のことですが、ここでは、きょう午前0時からの気温をもとに速報値として示しました。