きょう17日(水)は、北海道や沖縄を中心に所々で夏日となり、北海道の鶴居では昼過ぎに最高気温27.1度を観測。全国で最も暑くなりました。また、鶴居をはじめ、「冬日」と「夏日」が同居となった所もありました。沖縄ではこの時期らしい気温ですが、北海道ではこの時としては異例といえる夏のような暑さとなりました。
●北海道では最早タイの記録的暑さ
きょうは、北海道や沖縄を中心に全国のアメダス地点のうち、41地点で夏日となりました。うち、18地点は北海道でした。北海道では日差しや上空の暖かい空気、山越えのフェーン現象などが重なって、この時期としては異例の暑さに。午後4時までに、北海道釧路地方の鶴居村では最高気温27.1度を観測し、南鳥島を除く全アメダス地点の中で、最も気温が高くなりました。なお、北海道で夏日となるのは今年初めてで、2003年と並ぶ最も早い夏日の観測となりました。
●北海道では「冬」と「夏」が一日のうちに
異例の暑さとなった北海道ですが、その寒暖差も激しくなりました。鶴居村の気温の推移をみると、最低気温は氷点下2.0度の冬日を観測(午前4時49分)。そこから日中は27.1度(午後2時33分)まで上がって夏日となり、その気温差は約30度。ものの10時間の間に「冬」と「夏」を体感したとも言えます。