今日(19日)に日本気象協会から桜開花予想(第9回)が発表されました。今年の道内の開花は、平年並みか平年より早くなりそうです。お花見のご予定は早めに立てた方が良さそうです。
●道内各地の最新予想!平年より早めに!
先週13日に道内は冬の寒さとなり、広い範囲で雪化粧となりましたが、その後は季節先取りの暖かさ続きました。気温の上昇が花芽の生長を後押しし、来週の前半にはいよいよ北海道から桜の便りが届きそうです。
開花の一番乗りとなるのは、松前町で4月24日の予想で、平年より4日早い開花の見込みです。松前では金曜日まで曇りや雨のぐずついた天気が続きますが、土曜日から月曜日にかけては晴れて青空のもとでの開花となりそうです。また、4月25日は函館で平年より5日早く、4月30日には札幌で平年より3日早く、室蘭では平年より6日も早い開花となりそうです。お花見のご予定は早めに立てた方が良さそうです。
●いまの札幌の標本木の様子は?
札幌管区気象台にある標本木(ソメイヨシノ)を見てみますと、若々しい黄緑色をした花芽がだんだんと膨らんできています。よく探してみると、先端が少しピンク色をした花芽を見つけることができました。
ふと、目線を下してみると・・・!?幹から花びらが見えているつぼみを発見しました。これは「胴吹き」と言われる現象で、枝についている花芽より早く咲くため、開花の発表にはなりません。標本木の開花の基準には決まりがあり、枝についているつぼみが5~6輪以上の咲いた最初の日になります。