3月は卒業シーズンですが、寒気はなかなか卒業できません。寒気が居座るので、あす以降も冬の天気に。寒さも続いて、東京では、あすの朝は真冬の冷え込みに。
●あすの朝 東京など真冬の寒さ
日本付近の上空には、3月としては強い寒気が流れ込んでいます。今回の寒気ですが、影響はあすも続きそうです。
あす8日の予想最低気温は、全国的に今日と同じか、低いでしょう。東京は1度と、今日より5度低く、2月上旬並みの冷え込みになりそうです。これは、東京としては、1年で最も寒い頃の気温です。あすの朝は、北風なので、東京では、朝の通勤の時間帯は、体感温度は0度近い所もあるでしょう。3月とはいえ、まだ厚手のコートやマフラー、手袋が欠かせなくなりそうです。
そして、北陸から北の日本海側では、あすも雪や雨が降るでしょう。風が強く、東北や北海道ではふぶきで見通しの悪くなる所もありますので、車の運転は注意が必要です。また、寒気が強いので、仙台など東北の太平洋側でも、雪雲の流れ込む所があるでしょう。あすも冬の天気が続きますので、寒さ対策もしっかりして、お過ごし下さい。
●寒気の影響 いつまで
この寒気の影響は、いつまでかといいますと…
北陸から北の日本海側では、金曜日頃まで、雪や雨が降ったり止んだりする所が多いでしょう。新潟でも、冬のように、雪や冷たい雨が続きそうです。日本海側で天気が回復するのは、土曜日頃でしょう。ただ、土日は、日本海側では晴れても、朝晩の冷え込みが続くでしょう。穏やかに晴れる夜は、放射冷却が強まるからです。寒気が遠ざかっても、週末も寒さで体調を崩さないよう、お気を付け下さい。
東京は、週末にかけて、少しずつ寒さが和らいでくるでしょう。3月も中旬を迎えると、そろそろ春の装いを楽しみたいところですが、最低気温は3度前後ですので、朝晩は、まだ冬のコートが欠かせないでしょう。
●東海から西でも まだ最低気温1度の日も
東海から西でも、まだ、朝は冷え込む日が多いでしょう。名古屋では、木曜日と金曜日の最低気温が1度、広島でも土曜日の最低気温は1度の予想です。昼間は日差しに春の温もりを感じられる所が多いですが、朝晩は、まだストールなどの小物を上手に使うなど、上手に調節して下さい。