関東地方は季節風が強まっています。風のピークは夕方で、夜9時頃にかけて強い風に注意が必要です。今夜は風冷えとなり、気温は急降下。あすは年末年始の寒さとなるでしょう。
●風のピークは
きょう6日(火)、関東地方は北西の季節風が吹き荒れています。都心周辺では砂埃が立ったり、落ち葉が舞い上がるような風で、沿岸部では風に向かって歩きにくいくらいです。強い風のピークは夕方です。各地ともピーク時は風に向かって歩きにくいような強さで、沿岸部では風にあおられて転倒する人が出るほどでしょう。物が飛んできたり、看板が倒れたりしますので、屋外での活動は注意が必要です。強い風は、群馬県や栃木県では午後6時頃にかけて、茨城県と関東南部では夜9時頃まで続くとみられます。神奈川などの海沿いでは、きょういっぱい注意してください。風の強さは一定ではなく、強まったり弱まったりします。急に扉が閉まって、指や物を挟むケースなども考えられますので、扉の開閉時は十分にお気をつけください。
●気温は急降下
日が傾くと、北風の冷たさが身に染みるでしょう。この北風が関東各地に冬の空気を運んできます。気温はグングン下がって、都心周辺でも午後6時頃には10度を下回るでしょう。あす7日(水)の朝は、けさよりグッと冷えそうです。最低気温はけさより5度前後低くなり、宇都宮や水戸では0度くらいまで下がるでしょう。北部では平野部でも氷が張るほどの冷え込みとなりそうです。日中は日差しがたっぷり届きますが、気温はあまり上がりません。最高気温は10度前後と、年末年始頃の寒さとなるでしょう。ここ数日が暖かかっただけに体に堪えそうです。体を冷やして体調を崩さないよう、お気をつけください。