
J2ヴァンフォーレ甲府は6日、「ヴァンフォーレ甲府サポーターのみなさまへ」と題した緊急声明を発表した。
17年シーズン以来となるJ1復帰を目指す甲府は、現在3勝3分け9敗、勝ち点12で最下位に低迷している。
クラブはサポーターに対して「シーズン開幕前に掲げたJ1昇格という目標に対し、このような結果となっていることを、クラブとして極めて重く受け止めております」などと謝罪のコメントを発表した。
「今後の取り組みについて」とし、【1】チーム編成・戦力の見直しと補強の推進【2】練習負荷の管理体制のさらなる強化【3】個々のセルフケア意識のさらなる向上【4】外部医療機関との連携強化【5】栄養面の補給・回復支援の充実というように、改善策を示し、最後に「今後に向けた目標と決意について」という文章で締めくくった。
声明全文は以下の通り
ファン・サポーターの皆様、そしてスポンサー・パートナー・ホームタウンの皆様をはじめ、日頃よりヴァンフォーレ甲府を温かく支えてくださるすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
今シーズンを迎えるにあたり、私たちは、2026/27シーズンに先立つ「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」の開幕前に、過去3度のJ1リーグ昇格のうち2度をヘッドコーチとして支えた渋谷氏を監督として招聘(しょうへい)いたしました。
経営的な側面からの制約や限られたリソースの中での補強など、決して十分とは言えない環境もありましたが、これまでクラブが培ってきた確かな手応えや、選手・スタッフ間の強固な一体感を大切にしながら、チームづくりを進めてまいりました。
その後、「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」を通じて一定の成果を積み上げ、そこで培ったスタイルをさらに維持・向上させ、J1昇格という目標の実現に向けて、強い決意をもって2026/27シーズンをスタートいたしました。
しかしながら、シーズン開幕以降、チームは想定を大きく下回る結果が続いております。第15節を終えた現在、3勝3分9敗、勝点12でJ2リーグ最下位という、極めて厳しい状況にあります。
シーズン開幕前に掲げたJ1昇格という目標に対し、このような結果となっていることを、クラブとして極めて重く受け止めております。また、日頃から多大なるご支援、ご声援をいただいているファン・サポーターの皆様、スポンサー・パートナー・ホームタウンの皆様のご期待に応えられていないことを、心よりお詫び申し上げます。
これほど多くの負傷者が発生していることについては、多種多様な要因があるものと分析しております。しかし、負傷者の多さだけを理由に現在の成績を説明することはできません。チーム編成、コンディション管理、トレーニングのあり方、試合における戦い方など、クラブ全体として検証すべき課題があると認識しております。
クラブといたしましては、この現状から目を背けることなく、これまでの取り組みについても改めて検証し、あらゆる課題に真摯(しんし)に向き合い、一つひとつ確実に改善していく所存です
【今後の取り組みについて】
まずは、チームの立て直しと選手が本来の力を発揮できる環境づくりを最優先に、現在の状況を踏まえてこれまでの取り組みを改めて検証し、必要な見直しを行いながら、以下の取り組みをより一層強化・徹底してまいります。
【1】チーム編成・戦力の見直しと補強の推進
現在のチーム編成や戦力構成を改めて検証し、長期離脱を強いられているポジションを含め、チームの課題を補うための戦力強化に向けて、具体的な補強に向けた交渉・調整を進めております。今後もチームの立て直しにつながる補強を実現できるよう、積極的に取り組んでまいります。
【2】練習負荷の管理体制のさらなる強化
選手一人ひとりのコンディションや身体的な状態をより精緻(せいち)に把握し、トレーニング負荷の適切なコントロールを徹底することで、負傷の予防と試合に向けたコンディション管理の向上を図ってまいります。
【3】個々のセルフケア意識のさらなる向上
選手一人ひとりが日常的な身体のケアやコンディション管理の重要性を改めて認識し、主体的に取り組む意識と行動をさらに高めることで、負傷の予防に努めてまいります。
【4】外部医療機関との連携強化
外部医療機関との連携をさらに深め、専門的な知見やサポートを積極的に取り入れながら、負傷した選手の適切な治療とリハビリ、一日も早い復帰に向けた支援体制の充実を図ってまいります。
【5】栄養面の補給・回復支援の充実
選手一人ひとりの身体の状態に応じた栄養管理や補給方法を見直し、疲労回復とコンディションの維持・向上につながるサポートをさらに充実させてまいります。
【今後に向けた目標と決意について】
シーズン開幕前に掲げたJ1昇格という目標は、クラブとして引き続き目指すべき大切な目標であると考えております。
一方で、現在の順位と成績を真摯(しんし)に受け止め、まずは目の前の一試合一試合に全力で向き合い、着実に勝点を積み重ねていくことが何よりも重要です。
そのため、今後に向けては、まず降格圏からの脱出を最優先の目標として掲げ、チームの立て直しと順位の浮上に全力で取り組んでまいります。
当初掲げた目標を見据えながらも、まずは現在の厳しい状況を打開すること。この現実的な課題をクラブ、監督、コーチ、選手、スタッフ、フロントが共有し、一丸となって取り組んでまいります。
残された試合において、ピッチに立つ選手だけでなく、チームを支えるスタッフ、そしてクラブを運営するフロントも、それぞれが自らの責任を果たし、結果を出すために何をすべきかを考え、行動していかなければなりません。
私たちは、この苦しい状況を必ず乗り越えるという強い覚悟を持ち、クラブ一丸となって戦い続けます。
ファン・サポーターの皆様、スポンサー・パートナー・ホームタウンの皆様には、多大なるご心配とご不安をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。
皆様からいただいているご支援とご声援を決して当たり前のものとせず、結果と行動をもってお応えできるよう、クラブ一丸となって全力で取り組んでまいります。
引き続き、ヴァンフォーレ甲府への変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
