
日本サッカー協会(JFA)は4日、千葉市内で会見を行い、シンガポールに遠征する日本代表(FIFAランキング17位)のメンバー28人を発表した。
森保一監督(58)がラスト采配となる予定だった1月開幕のアジア杯(サウジアラビア)の1年延期が決定。任期については明言されずも、年内で退任する見込み。最後の海外遠征となる14日ブラジル代表(同6位)戦、17日パラグアイ代表(同33位)戦にブレない心で集中する姿勢を示した。
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森保監督が不退転の覚悟で任期を全うする。前日3日、アジア・サッカー連盟(AFC)がサウジアラビアの情勢不安を理由に来年1月開幕予定だったアジア杯の延期を決め、来年12月~28年1月に開催されることになった。「あればベストを尽くす、なくなればそれはそれで決定機関が決めること」と受け止めた。中止ではなく延期。自身の集大成の場は失ったが、今後の日本サッカー界全体を思い「(決勝までの)失われた7試合にならなくて良かった」と話した。
W杯北中米大会を終えて続投した3期目のフィナーレは、予定より早まることになった。もともとの任期はアジア杯までの予定だった。山本昌邦技術委員長は「契約内容について、ここでは申し上げるわけにはいかない。(中止決定が)昨日の話なので、しっかりと整えていくのが私の仕事」と、指揮官の去就についての明言を避けた。ただ、1月に代替での代表活動については「新たなものが入るということはない」と断言。森保ジャパンとしては年内が区切りとなる。
アジア杯に向けて12月30日に大阪・パナソニックスタジアム吹田で組まれていた国際親善試合(相手未定)の開催も流動的となった。代表ウィーク外で、海外組の招集はハードルが高い。そのため森保監督は「なくても仕方ない」と中止も覚悟するが、国内組だけでの代表戦開催を歓迎する。「日本のサッカー発展ということにおいて、そういう機会があれば私自身はいいなということは思っている」と訴えた。
目前にW杯決勝トーナメント1回戦で敗れたブラジルとの再戦が待つ。「これまでどおり一戦一戦、最善の準備をして、勝利を目指してチーム一丸となって戦い抜くということをやっていきたい」と集中する。「みんなで勝って喜びを分かち合えるようにイメージしながら、ベストを尽くしたい」。年末の国内戦がなくなれば、2連戦がラストマッチ。有終の美を飾る。【保坂果那】
