
通信大手KDDIの子会社のモンゴル総合通信事業者「モビコム」の活動に関連し、同国で発生した大規模な草原火災を巡って、大相撲の元横綱が動きを活発化している。元朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(46)が26日、Xに「モンゴル側、日本側の双方で、圧力をかけてこの件を風化させ、問題を沈静化させようとする動きが非常に強まっています」と不穏に投稿した。
「現在、この件について、すべての内容を確認し、詳しく精査しているところです」とも記し、その9分後に連投した。
「近い内に内閣総理大臣官邸に足運ぼうと考えております」
コメント欄は「これが本物の外交なんだなぁ」「朝青龍さんはマジでモンゴルとの架け橋だわ」「ドルジ最高!応援してるぞ!」など称賛であふれているが、動向が注目される。
ダグワドルジ氏は、モンゴル草原火災を巡って21日にもXを更新。「一方的な日本人が悪いじゃなくて、現地で連れて行ったモンゴル国会議員たちは言わないの?」(原文まま)と、火災原因を日本人に押しつけている国内外の報道や考えに疑問を呈していた。
23日には「報道の圧力って。。。どんな国にあるんだね。おかしい」「日本のマスコミ報道 モンゴルにいらっしゃい」(同)ともポストしている。
KDDIニュースルームに掲出されたプレスリリース「モンゴルのヌムルグ自然保護区において2026年10月8日に発生した草原火災についてのお詫び」によると、モンゴル東部ドルノド県ハルハゴル郡のヌムルグ自然保護区で発生した。
モビコム社員が10月6日から8日にかけ、国境港湾局の要請に基づいて(1)モビコムが整備した通信ネットワークの開通式典への出席(2)4G通信ネットワークの通信品質などの現地確認、の目的でヌムルグ自然保護区を訪問した際、車両による移動時に発生したという。
火災の経緯としては「ヌムルグ自然保護区内は草丈が高く、路面状況も厳しい環境であることから、モビコムの社員の車両は、国境港湾局の車両による先導および後方支援のもと、安全に留意し、低速にて走行していました。枯草が車両下部に付着し火災が発生することを避けるため、安全管理上、車両は20~30分ごとに停車し、車両に付着した枯草を除去しながら移動していました」と説明した。
「2026年10月8日の移動中、枯草を除去するため停車していた際、モビコムの社員の乗車する車両下部からの発煙を確認しました。その後、国境港湾局およびモビコムの社員は、当局の指示に基づき消火活動を行いましたが、火が周囲の草に燃え移り、延焼をくい止めることができませんでした。火災はその後、広範囲に拡大しました。なお、車両下部から発煙した具体的な原因や延焼が拡大した要因は関係当局が調査を行っています」とも報告していた。
