
超高校級の投打二刀流、山梨学院・菰田陽生投手兼内野手(17)が23日、決意を新たにした。山梨・甲府市内の同校で、単独1位で交渉権を獲得した日本ハムから指名あいさつを受け「二刀流として挑戦することの難しさは分かっている。負けずにやりたい」と力を込めた。
世界レベルの二刀流、ドジャース大谷翔平の恩師で“二刀流育ての親”栗山CBOを目の前にして、緊張は最高潮に。大谷に憧れ、背中を追う17歳は「少しずつ近づいて、いつかは追い抜けたら」と未来を描く。
球団側も全力でバックアップする。投打とも長い手足を器用に操る姿に、早い段階から「すげえ楽しみ」と恋い焦がれていた栗山CBOは「(投打の)二つやることに関して、我々は色々な経験をしてきた。けれど、人によってやり方は全然、違うと思うので。全力を尽くします」。大谷をベースとした“菰田流”の育成を約束した上で、球団初となる右投げ右打ち二刀流を育てる覚悟を口にした。
最速150キロ超の大型右腕で、高校通算39本塁打を誇る右の大砲。「誰かに憧れたり、誰かを目標にするのはいいけれど、そんなレベルの選手じゃない」と栗山CBOが言えば、菰田は「自分の形で活躍していきたい」。プロの自覚がにじんだ。【中島宙恵】
◆菰田陽生(こもだ・はるき) 2008年(平20)12月21日生まれ、千葉・御宿町出身。御宿小1年から野球を始め、九十九里リトルで全国V。御宿中時代は千葉西シニアでプレー。山梨学院では1年春からベンチ入り。2年春から3季連続甲子園出場。195センチ、103キロ。右投げ右打ち。
