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村上宗隆、押し出し四球で先制もWソックス黒星 120年ぶり本拠地シリーズ突破ならず最終戦へ


【写真】ガーディアンズ戦7回、一塁ゴロに倒れるホワイトソックス村上宗隆(AP)

<ア・リーグ地区シリーズ:ホワイトソックス5-9ガーディアンズ>◇第4戦◇8日(日本時間9日)◇レートフィールドフィールド

【シカゴ(米イリノイ州)8日(日本時間9日)=四竈衛】敵地で2連勝後、本拠地で2連敗-。ホワイトソックスが、本拠地でのガーディアンズ相手の地区シリーズ第4戦でシーソーゲームの末に敗れた。対戦成績は2勝2敗となり、シリーズの行方は最終戦にもつれ込んだ。「4番一塁」で出場した村上宗隆内野手(26)は、3打数1安打1打点2四球だった。

公式戦で最後まで中地区優勝を争った宿敵同士ならではの、緊迫した一戦だった。試合が動いたのは、両軍無得点で迎えた3回1死満塁。村上がフルカウントから押し出しの四球を選んで先制。快打でなくとも、バットをたたきながら、気合十分の表情で一塁へ歩いた。逆転された直後の5回1死一、二塁からは、痛烈な左前打を放ち、好機を拡大。その後の逆転劇につなげた。ところが6回、疲弊気味の救援陣が大量6失点と踏ん張れず、1906年以来、120年ぶりとなる本拠地でのシリーズ突破&シャンパンファイトはお預けとなった。

地元ファンを落胆させた一方、試合後のベナブル監督は、潔く敗戦を受け入れた。「相手がいいアプローチをしたということ」。今季の対戦成績は、ホ軍の7勝6敗。試合、シリーズとも、たとえ先行したとしても、もつれることは想定内だった。「我々は年間を通してやり合ってきたから。あとは第5戦ですべてを尽くすだけだ」。

最終決戦となる第5戦の大一番は、舞台を再びクリーブランドへ移し、米東部時間10日午後8時(同11日午前9時)にプレーボール予定。もはや「地の利」は無関係とあって、どちらに有利不利もない。クセ者で知られる1番マイドラスは、臆することなく言った。「準備はできているし、すごく楽しみな試合。ドッグファイト(闘犬=激戦)になるだろうね」。言葉を残すことなく、静かに球場を後にした村上も、同じ思いだったに違いない。

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