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【とっておきメモ】ヤクルト石川雅規、“同期”西武栗山巧との絆「同じタイミングで…」


【写真】西武栗山(左)と話をするヤクルト石川(撮影・水谷京裕)

<ヤクルト1-3中日>◇3日◇神宮

ヤクルト一筋25年の石川雅規投手(46)が現役生活に別れを告げた。

◇ ◇ ◇

“同期”の絆は偉大だった。8月下旬の埼玉・戸田球場。ヤクルト石川雅規投手(46)は、同じく今季限りでの現役引退を決断し、引退試合を間近に控えていた西武栗山巧外野手(43)と再会を果たした。野球談議に花を咲かせ、最後は固い握手。年齢は違うものの、ともに01年ドラフトでプロ入り。厳しい世界に25年間身を置いてきた盟友との濃密な10分間を過ごした。

「クリ(栗山)は去年の契約更改でラスト1年というのを発表していて。その時の心境だったり、今の心境を聞いたり。『同期が頑張っていたから、頑張れたよ』っていう話ができたので、うれしかったですね。年は違いますけど、同期は仲間だと思っているので」

若手の頃から意識してきた。「若い時は『負けてたまるか』という気持ちはありました」。だが、プロとしてのキャリアを重ねるほど、年の近い選手が少なくなってくる。今季現役の“同期”は石川、栗山と西武中村剛の3人だけ。ライバルだと思っていた存在は、いつしか同志となった。「やっぱり同期ってすごくありがたいです。歳を重ねると、そういう存在がいるありがたみは感じますよね」と感謝する。

石川と栗山の初対戦は07年だった。「本当に勝負強くて、チームリーダーだったクリをのせちゃいけないなとか(考えながら投げていた)。強力打線の中心だったので、抑えるのは必死でしたよ」と回想する。通算成績は33打数10安打で打率3割3厘。「そうでしょ。めっちゃ打たれてるでしょ」と苦笑いしつつ「彼を抑えたら他のチームの主力も抑えることができるんだって思いで投げてました」と真剣勝負を懐かしんだ。

互いに多くの人々に愛され、惜しまれながら現役を退いた。「同じタイミングでユニホームを脱ぐというのも、何かのご縁かなと思いますけどね」。プロ野球の世界にいなくたって関係ない。2人の関係は26年目に突入する。【水谷京裕】

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