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ドラフト上位候補の明大・榊原七斗、秋リーグ初戦で2安打2打点「ミスショット少ない」スカウト


【写真】明大対東大 1回表明大無死一、三塁、榊原七斗は先制の右適時打を放つ(撮影・小沢裕)

<東京6大学野球:明大10-0東大>◇第2週第1日◇19日◇神宮

明大が10-0の大勝を収め、東大に先勝した。ドラフト上位候補の榊原七斗外野手(4年=報徳学園)が、初回の先制打を含む2安打2打点と勝利に貢献。秋季リーグ初戦から快音を響かせ、NPBのスカウトたちにアピールした。法大は立大に一時1点差に詰め寄られたが、8回に一挙6点を奪い12-5と突き放した。

   ◇   ◇

勝負の秋を占う最初の打席で、榊原は思い描いた結果をつかんだ。0-0の初回無死一、三塁。東大・松本慎の2球目の直球を右前にはじき返した。「(1打席目は)真っすぐに遅れないようにしながら変化球を対応していこうと打席の中で決めていた」。7回の第5打席ではタイムリーを放ち10点目を刻んだ。秋リーグ初戦から2安打2打点。今秋のドラフト上位候補に名を連ねる男が、持ち味の打撃でアピールした。

今春リーグでは開幕週の東大戦2試合で1安打にとどまった。なんとか終盤にかけてヒットを積み上げ、最終的には2本塁打、8打点、打率2割7分7厘という数字を残すも、決して満足のいく結果ではなかった。昨秋から課題に挙げて取り組んでいるのがコンスタントに率を残すこと。松岡功祐コーチ(83)の指導を仰ぎながら、硬式球の半分ほどの大きさのスポンジボールを2、3メートル離れた近距離から投げてもらう特訓でレベルアップ。秋のリーグ戦初戦で結果となって現れた。バックネット裏から視察したヤクルト余田スカウトは「体幹が強く、走攻守全てにおいて再現性の高い選手。ミスショットが少ない」と評した。

大学最後のリーグ戦では「通算打率を3割に乗せたい」と宣言。現在の通算2割9分9厘(241打数72安打)からの上昇を狙う。運命のドラフトで選ばれし12人に入るべく、それに見合う数字を最後のリーグ戦で追い求める。【平山連】

◆榊原七斗(さかきばら・ななと)2004年(平16)7月15日、兵庫・高砂市生まれ。曽根南野球部、全播磨硬式野球団ヤングに所属し、報徳学園(兵庫)では投手兼外野手で最速145キロ。明大では外野手に専念し、3年秋は打率3割9分、3本塁打、10打点で初のベストナイン。趣味はスイーツ巡り、好きな食べ物はプリン。173センチ、79キロ。左投げ左打ち。

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