
<阪神1-4DeNA>◇6日◇甲子園
阪神佐藤輝明内野手(27)が両リーグトップとなる今季35号ソロを放った。
3点を追う4回2死の第2打席だ。カウント2-1からの4球目だった。竹田が投じた内角148キロ直球をフルスイング。高く舞い上がった打球が甲子園の夜空に映える。大きな放物線は、虎党の大歓声に乗ってそのまま右中間席へ着弾した。
「良かったです」。2戦ぶりの1発だ。これで2位の森下と3本差。さらにパ・リーグトップを走るソフトバンク栗原の34本も抜き、12球団トップに浮上した。
残り21試合。シーズンもいよいよ佳境に入り、虎の主砲が量産態勢に入った。9月はここ5試合で5発の大暴れ。打率3割2分、35本塁打、92打点と打撃3冠をひた走る。それでも「1打席1打席に集中していきたい」と以前に語っており、慢心は一切見せない。シンプル思考で数字を積み上げ、2年連続の40発&100打点の大台到達も視野に入る。
チームは本拠地2連戦で手痛い連敗を喫した。優勝マジックは「18」でまた足踏み。2位巨人とは2・5ゲーム差。“Gの足音”が聞こえてきそうだが、猛虎打線のど真ん中には頼れる背番号8がいる。【佐藤究】
