＜ドジャース6－3レッズ＞◇26日（日本時間27日）◇ドジャースタジアム
ドジャースのレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手（37）が、5回1失点で9勝目を挙げた。
立ち上がりに2安打を浴び、1死一、三塁からアンドゥハーの三ゴロの間に1失点。直後にムーキー・ベッツ内野手（32）が四球で出塁すると、フレディ・フリーマン内野手（35）の二塁打に敵失が絡んで同点に追いついた。
2回以降はレッズ打線を寄せ付けず。3回と4回に2三振ずつを奪うと、打線がその直後にキケ・ヘルナンデス内野手（34）の犠飛で勝ち越しに成功した。勝利投手の権利がかかった5回も3人で片付け、2回以降はパーフェクトで9勝目の権利を得た。
6回からエドガルド・エンリケス投手（23）にマウンドを譲り、救援陣がリードを守り切り9勝目。5回を72球、2安打1失点6奪三振の内容だった。
地元放送局「スポーツネットLA」などのインタビューに応じたカーショーは「今日は調子がよくなかったけど、（捕手）ウィルがいい仕事をしてくれた。工夫をして相手を崩そうとしてくれた。5回を投げきれたことは幸運でした」と自身の調子に言及。5回での降板には「ドク（ロバーツ監督）が正しい判断をした」と話した。
8月は5戦5勝で、月間防御率は1・88。「いい8月でしたね。たくさんの勝利を飾ることができてうれしいよ」と語った。
今季は17試合に登板して9勝2敗、防御率3・06。メジャー通算221勝目だった。
