
<ドジャース-レッズ>◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(37)が5回1失点の好投を見せ、9勝目の権利を手に救援陣にマウンドを譲った。
立ち上がりは1番スティアに二塁打を浴びるも、マルテを89・5マイル(約144キロ)の直球で空振り三振。3番のスター選手デラクルスに左安を許すと、アンドゥハーの三ゴロの間に1点を失った。
打線が同点に追いつくと、直後の2回は先頭トレビノを二ゴロ、ヘイズを遊ゴロ、エスピナルを中飛に打ち取った。
3回は先頭マクレーンを中飛、スティアをスプリットで空振り三振、マルテを88・2マイル(約142キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。
4回は先頭デラクルスをカーブで空振り三振、アンドゥハーを遊ゴロ。ヘイズには10球粘られるも、スライダーで空振り三振にとった。
2-1と勝ち越した直後の5回は、先頭トレビノをカーブで空振り三振、ヘイズを左飛、エスピナルを中飛に打ち取った。
6回からエドガルド・エンリケス投手(23)にマウンドを譲り降板。5回まで72球を投じ、2安打1失点6奪三振の内容で、2回以降はパーフェクトに封じた。
カーショーは1日レイズ戦、8日ブルージェイズ戦、15日パドレス戦、21日ロッキーズ戦から4試合4連勝中。同月は23回2/3を5失点で、防御率1・90を記録している。
今季は左足の手術から復帰。この日が17試合目の登板で8勝2敗、防御率3・13。チームでは11勝の山本由伸投手(27)に次ぐ白星を挙げている。メジャー通算では220勝96敗で、通算勝率は驚異の6割9分6厘をマーク。
5月17日(同18日)のエンゼルス戦で260日ぶりのマウンドに立つと、6月8日(同9日)のカージナルス戦(ブッシュスタジアム)で294日ぶり、18年連続の白星を挙げた。
7月2日(同3日)のホワイトソックス戦(ドジャースタジアム)では、史上20人目の通算3000奪三振を達成した。