
レバークーゼンは26日、レアル・マドリードを今夏退団した元スペイン代表DFルーカス・バスケス(34)を獲得したことを発表した。
ルーカス・バスケスはアメリカで今夏開催されたクラブワールドカップを最後にRマドリードとの契約が満了した中、レバークーゼンと27年6月30日までの2年間の契約で合意した。背番号は21に決定している。
ルーカス・バスケスは07年夏にRマドリードの下部組織に加入した。それ以降、順調にステップアップし、エスパニョールへの1年間の期限付き移籍を経て、15-16年シーズンにトップチーム昇格を達成。それ以降の10年間、本来は攻撃的な選手ながらも右サイドのユーティリティープレーヤーとしてチームに貢献。最後は右サイドバックとして活躍し、公式戦402試合に出場して38得点60アシストを記録。その間、欧州チャンピオンズリーグ5回の優勝を含む23タイトルを獲得した。
今回のドイツ行きが初の海外挑戦となるルーカス・バスケスは加入に際し、「バイエル・レバークーゼンでキャリアを続けられることを楽しみにしている。このクラブについてはシャビ・アロンソ監督やRマドリードで長年チームメイトだったダニ・カルバハルからたくさん聞いていた」と以前同クラブに所属した2人からアドバイスをもらったことを明かしていた。(高橋智行通信員)