
阪神早川太貴投手(25)が26日からのDeNA3連戦(横浜)でプロ初先発する見込みになった。
25日、兵庫県尼崎市のSGLで行われた1軍先発投手の指名練習に初めて参加した。
育成ドラフトで入団した選手が先発登板すれば阪神では初めて。
阪神が育成ドラフトで投手を指名したのは08年の吉岡興志が最初。09年は高田周平を指名したが、2人は1軍登板がなかった。
10年に現在も1軍で活躍する島本浩也投手(32)を指名した。福知山成美(京都)出身の小柄な左腕は成長を遂げ、15年に1軍デビュー。初登板からの連続無失点127試合の球団記録を達成した。通算で198試合に登板しているが、先発は1度もない。
ほかに投手で1軍デビューしたのは17年育成1位の石井将希、20年育成1位の岩田将貴(DeNA移籍後に初登板)。