
<パドレス-ドジャース>◇24日(日本時間25日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、松井裕樹投手(29)から45号ソロを放った。
第5打席は7-2の9回1死で、松井裕樹投手(29)と対戦。カウント2-2から高めの直球を捉え、打った瞬間に確信する45号ソロとした。
4試合ぶりの1発は、打球速度108・9マイル(約175キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)、角度28度の当たりだった。タイミングの合わないスイングを3度繰り返したが、ついに捉えた。
1回の第1打席は、今季13勝の右腕ピベッタと対戦。カウント3-1から高めの直球を見極め、死球で出塁した。大谷はムーキー・ベッツ内野手(32)の中安とフレディ・フリーマン内野手(35)の四球で三進。
無死満塁からテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の中犠飛で先制のホームを踏んだ。
第2打席は1-0の3回無死、カウント1-2から内角高めの直球にバットが回った。
先発の山本由伸投手(27)が、3回に9番ディアズに痛恨の逆転2ランを被弾。大谷は1-2の5回2死で、カウント2-1から直球を狙うも中飛に倒れた。
第4打席は5-2の7回2死、セーフティーバントの構えを見せるなど工夫をこらしたが、内角の直球で空振り三振に倒れた。
今季は試合前時点で打率2割8分、リーグ2位、メジャー3位の44本塁打、83打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.005としている。
ドジャースはこの日が、同地区の宿敵パドレスとのレギュラーシーズン最終戦。21日(同22日)は1-2、22日(同23日)は1-5で敗れ、単独首位の座を明け渡した。大谷は2試合で7打数ノーヒットと当たりが出ていない。
本塁打が出れば、19日(同20日)ロッキーズ戦(クアーズフィールド)以来4試合ぶりとなる。
投げては10試合に登板して0勝1敗、防御率4・61。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の20日(同21日)ロッキーズ戦では、右足に打球を受けた影響もあり、4回を9安打5失点。敗戦投手はエンゼルス時代の23年7月14日(同15日)のアストロズ戦(エンゼルスタジアム)以来、768日ぶりとなった。
次回登板は27日(同28日)のレッズ戦(ドジャースタジアム)を予定している。