＜サッカー女子WEリーグ：INAC神戸2－1ちふれ埼玉＞◇23日◇第3節◇ノエビアスタジアム神戸
ちふれASエルフェン埼玉の28歳MF瀬野有希（せの・ゆうき）が、驚異の産後5カ月で復帰した。敵地でINAC神戸レオネッサに敗戦も、後半30分から途中出場。3月25日に第1子の男児を出産してから、わずか151日で、国内最高レベルの公式戦に舞い戻った。
WEリーグの公式X（旧ツイッター）が「出産を経て、EL埼玉・瀬野有希がピッチに復帰！」と動画で紹介。FW高橋美夕紀に代わってピッチに入った。本人も翌24日、このポストを引用し「公式戦、復帰しました（サッカーボールの絵文字）たくさんの方の支えがないと難しいことかもしれませんが、育児との両立を諦めたくない一心でここまで来れました。ここからまた頑張ります（炎）」と思いをつづった。
ファンからは「これからも両立大変でしょうが、選手瀬野有希の前にお子さんファーストでいいんです。末永く選手瀬野有希であってほしい。バモ！！！子育て経験あるサポーターみんなが応援してます！！！」「ママさんWEリーガーが増えて嬉しいです！本当に大変だったと思いますが、お帰りなさい！！貴女の作った道を多くの後進が歩むことでしょう！」「復帰おめでとうございます！その瞬間を現場で見れた事うれしく思います 打点の高いヘディング スーパーロングシュート 期待しています！」などの祝福と歓迎のコメントが寄せられている。
瀬野は22年2月に一般男性との結婚を発表。27歳になった24年11月に妊娠を明らかにしていた。翌25年3月25日に出産、インスタグラムには4月1日に、男の子との産後写真を掲載していた。
