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福留孝介の7球団競合回避→斉藤和巳一本釣り成功の舞台裏を名スカウト明かす「この子でいいんじゃ」


池之上格氏(2025年2月7日撮影)

巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏(50=日刊スポーツ評論家)が、18日までに公式YouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」を更新。

ソフトバンク小久保裕紀監督(53)、元ソフトバンクでメジャーでも活躍した川崎宗則氏(44)、元阪神、ロッテの鳥谷敬氏(44=日刊スポーツ評論家)らを発掘した名スカウト池之上格氏(71)とのコラボ動画を公開した。

池之上氏は南海で6年間プレー後、90年からダイエー、01年からは阪神でスカウトを担当。動画では、95年ドラフトで7球団競合となった福留孝介氏(48)ではなく、ダイエー、ソフトバンクのエースとして活躍した斉藤和巳氏(47)の一本釣りを選択し成功した舞台裏を明かした。

池之上氏は、同じ鹿児島出身の福留と13歳の頃から接触していたという。「恐ろしいよね。13歳の福留に話をして、あーだこーだ言ってる自分、こわいぞ(笑)」と、当時からプロ入りを意識させる声掛けをしていたことを振り返った。のちに阪神で再会した際、福留から「覚えていますよ」と言われたことも明かした。

さらに池之上氏は、ダイエーが12球団で唯一、正月返上で福留を視察したことや、独自の“距離の縮め方”も紹介。「写ルンです」を常に持ち歩き、練習中の写真を撮って現像。後日選手に渡すと、喜ばれたという。福留にも同様に、実家に写真を届けるなど熱心に追いかけていた。

それでも95年ドラフトでは「競合は確率的に厳しい。当たらないときもある。だったら一本釣りでいこう」と編成で決断。高校時代の斉藤の投球を見て「本当にいい球を投げていた。この子でいいんじゃない」と評価が一致し、見事に一本釣りに成功した当時を感慨深げに振り返った。

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