【東洋大姫路】８校中４校が甲子園優勝校「死のブロック」勝ち上がる まずは済美を撃破

くじを引き番号を発表する東洋大姫路の渡辺主将（撮影・加藤哉）

＜全国高校野球選手権：組み合わせ抽選会＞◇3日◇大阪・フェスティバルホール

14年ぶり13回目出場の東洋大姫路（兵庫）は、大会4日目の第2試合で済美（愛媛）と対戦する。東洋大姫路は77年夏、済美は04年春と、ともに甲子園の優勝経験を持つ実力校対決。8校のうち4校が甲子園優勝校という「死のブロック」に入った。

済美を倒して2回戦進出を決めれば、智弁和歌山と花巻東（岩手）の勝者との対決が待つ。岡田龍生監督（64）は「投手がどれだけ頑張ってくれるか、ですね」と木下鷹大（ようた＝3年）ら投手陣の奮闘に期待した。

渡辺拓雲（たくも）主将（3年）は「初戦勝ったとしても、次が智弁和歌山さんと花巻東さんなんで、どうしよう、と。智弁和歌山さんはセンバツ準優勝ですし、花巻東さんも試合を見たらすごい力のあるチーム。済美高校さんもずっと夏の甲子園に出られているイメージのある常連校。そこに食らいついていけるように頑張りたいです」と難敵を倒していく。