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【日本ハム】郡司裕也、ねぶそく→どたばた→「プラマイゼロ」“ホームラムネ”で悪夢にリベンジ


オリックス対日本ハム ヒーローインタビューを受けた日本ハム郡司は笑顔でガッツポーズ(撮影・西尾就之)

<オリックス1-7日本ハム>◇2日◇京セラドーム大阪

ひとりでドタバタしちゃいました。日本ハム郡司裕也捕手(27)が2戦連続捕手でフル出場。無死一、二塁の初回、1死満塁の2回のピンチを無失点で切り抜けると、5回に失策を犯した直後の6回には6号ソロを放ち、2安打2打点。終わってみればチームの3戦ぶり勝利に貢献した。1日は移動便の遅延に巻き込まれてのサヨナラ負けだったが、この日は“個人的な”ドタバタも、しっかり勝利を引き寄せた。

   ◇   ◇   ◇

“ねぶそく郡司”が、大事な場面でかっ飛ばした。2点リードの6回1死、オリックス曽谷の初球、高めに浮いた直球をジャストミート。打球はぐんぐん伸び、左翼スタンドに吸い込まれた。「僕自身が1番楽になったというか。チームを楽にした1本だったと思います」。試合の流れを引き寄せる貴重な1発になった。

直前の守備で“どたばた郡司”を演じた。5回先頭の若月の打球が一塁線に転がった。「ファウルになる前に手でつかんでやろうと思ったら(うまく)つかめなくて」と、一度ファンブルし、一塁へ悪送球。「ちょっと焦っちゃった」。それでもバーヘイゲンの好投で失点にはつながらず、直後の打席で「ホームラン打ってプラマイゼロ」と取り返した。

飛行機の遅延でドタバタ移動となった前日は、2点リードの9回1死二、三塁で、頓宮に逆転サヨナラ3ランを浴びた。「昨日のサヨナラ負けが悔しくて、頓宮さんの3ランが夢にも出てくるぐらい。昨夜はなかなか寝付けなくて、夜中にホームラン打たれて目覚めたんですけど、朝起きたら切り替えてできました。やり返せたので、良かったです」。悪夢にうなされたが、しっかりリベンジを果たした。

この日は5投手をリードして1失点。「キャッチャーはたまにしかやらない。投手のみなさんが僕を引っ張ってくれているので、感謝したい」と謙虚に話したが、捕手を務める際には、脳疲労を避けるためイニング間にラムネを食べることを取り入れている。「若月さんが食べてるという記事を見て。糖分なので頭の回転を緩めないように。ホームランの前も食べてました」。若月にドタバタさせられたが、お返しの“ホームラムネ”で、おいしく勝利をいただいた。【永野高輔】

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