
春夏連覇を狙う横浜(神奈川)が2日、甲子園練習を行った。2カ所からのノック、シートバッティングを行い、最後は4投手が並んでマウンド付近からピッチングし、15分の練習を終えた。
練習後、村田浩明監督(39)が取材に応じた。
-今日の練習は
夏、このような形で戻ってこられたというか、呼んでいただいだ。そういう思いで、今日は練習をさせていただいて。選手たちの顔も動きもよかったと思います。対戦相手が決まったら、さらに思いが高ぶって試合に入れる。わくわくドキドキしています。
-短い時間の中で、シートバッティングに時間を使ったのは
県大会が終わってから、実戦をやらずにコンディショニング調整をしてきたので。今日の15分の練習を1時間2時間くらい、中身のある練習にしようと。それをしっかりやってくれた。
-センバツ翌日、もう1回戻ってくると、甲子園を訪れていました
甲子園があるから頑張れる。そういった場所ですし。僕自身も7月7日、開会式が終わった後、もう1度甲子園の空気を感じて神奈川県大会に入るべきだと思って。終電できて、ホテルに泊まって。甲子園のバックスクリーンから見て。またここに呼ばれるように、県大会、頑張ります、と言ってから1カ月たっていないんですが、過去に感じるくらい充実した神奈川大会で。本当にうれしくて、神奈川を代表してここでもう一度頑張ろうと思いました。
昨日もまずは甲子園に全員で来て、1周して。バックスクリーンから、甲子園に戻ってきましたとあいさつをして、神社で参拝して1日終わりました。彼らの姿を見て、ここでやってやるぞっていうまなざしを感じたので。今日、心も落ちついたかな、と。野球だけじゃない、いい時間を過ごせて今日は入れました。
-昨日は何人で
昨日は全員連れていきました。甲子園が成長させてくれている。成長させてくれる場所。感謝しかない。敬意を表するのは大事なこと。だからこそ次がある。ただその思いだけ大事にしています。
-あらためて今年のチーム力は
苦しい試合を勝てたからこそ、彼らが甲子園、選抜を通して成長できたと思います。あと1歩で負けも見えましたが、あそこで負けなかったのは、本物の力がついてきている。それを発揮できたらと思います。