
<巨人2-7DeNA>◇1日◇東京ドーム
巨人山崎伊織投手(26)が5回途中6失点でまさかの“お得意様”から3敗目を喫したが、すぐさまリベンジを誓った。
対DeNAは試合前時点で今季4戦で3勝。通算では23年10月4日から7連勝と得意としている相手だった。だがこの日は毎イニングで走者を出すテンポの悪い投球。2回には無死満塁を抑えた直後に味方が先制点を挙げ、一時勝ちムードはこちらに傾いた。「いい守備に助けられながらだった」と味方に感謝したが、粘りきれなかった。
2点リードの5回に打者一巡の猛攻を食らってノックアウト。「毎回先頭を出していて、なんかうまくいかなかったって感じます」と言葉を絞り出した。
5回は1番桑原の内野安打を皮切りに、押し出し四球なども絡んで一挙6失点。この回浴びた6安打は、中堅から左方向へはじき返された。相手チームの攻略を感じたか問われると「このボールを振ってきて、このボール待ってるなとか感じることはありました。その中で自分が抑える。もっと引き出しをつくらないといけない」と唇をかんだ。
次週の金曜日は、再びDeNAと敵地で当たる。「もう1回今日の試合を振り返って整理して、また来週頑張りたいと思います」と力を込めた。