
<オリックス4-2日本ハム>◇1日◇京セラドーム大阪
オリックスドラフト6位の片山楽生(らいく)投手(22=NTT東日本)がプロ初勝利を挙げた。
8回から2番手で登板。9回は2死一、二塁のピンチも松本剛を三ゴロに抑えた。中継ぎで9戦連続無失点を続けてきた中で、初勝利をつかんだ。小学生時代は日本ハムのファンクラブに入っていたという北海道出身の右腕。記念球は両親に渡すつもり。「頓宮さんが打ってくれてごっつあん勝利でした」と笑い、「コツコツ積み重ねて軸となる投手に」と力を込めた。
◆片山楽生(かたやま・らいく)2002年(平14)10月7日、北海道・音更町生まれ。音更柳町小2年から柳町イーグルスで野球を始める。音更共栄中では3年夏の全日本少年軟式大会4強。白樺学園では1年秋からベンチ入り。2年秋からエースで4番として全道大会優勝、明治神宮大会4強。20年春のセンバツは新型コロナ流行により、中止。同年夏に甲子園交流試合に出場。NTT東日本を経て、24年ドラフト6位でオリックス入団。25年4月16日西武戦(京セラドーム大阪)でプロ初登板。177センチ、81キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸800万円。