
<広島3-1中日>◇1日◇マツダスタジアム
今季初登板、プロ初先発の広島2年目左腕・高太一投手(24)が、6回1失点でプロ初勝利を飾った。
0-0の4回2死二塁から、中日石伊雄太捕手(24)に左翼線への適時二塁打を許したが、93球を投げて5安打5三振。粘り強い投球が光った。
2年目左腕の好投に打線も応えた。高に代打が出た6回裏2死一、二塁から、小園海斗内野手(25)が左翼越えに2点タイムリー塁打を放ち、逆転に成功した。7回にも1死三塁から代打秋山翔吾外野手(37)の二ゴロの間に、三塁走者大盛穂外野手(28)が本塁に突入。ヘッドスライディングで捕手のタッチをかいくぐり、貴重な3点目を奪った。
4位中日との対決で先勝。ゲーム差を0・5差とした。
◆高太一(たか・たいち)2001年(平13)7月26日生まれ、愛媛出身。広陵では河野(現広島)石原(現ヤクルト)と同期で、高3時の19年にセンバツ出場。大商大を経て23年ドラフト2位で広島入団。24年10月5日ヤクルト戦(マツダスタジアム)でプロ初登板、初ホールド。今季推定年俸1200万円。179センチ、89キロ。左投げ左打ち。