starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【甲子園】切腹発言から14年…開星・野々村監督「懐かしい」もトークの切れ味変わらず/島根


ベンチで練習を見つめる開星・野々村監督(撮影・宮崎幸一)

“野々村節”健在! 第107回全国高校野球選手権(5日開幕)の出場校による甲子園練習第2日が1日に行われ、“山陰のピカソ”こと、開星(島根)の野々村直通監督(73)が、14年ぶりの夏の聖地に帰ってきた。来春からのDH制導入や7回制検討に歯に衣着せないトーク全開。この日は開星のほか、昨年初優勝した京都国際や智弁和歌山、初出場の未来富山など20校が調整。甲子園練習は3日まで行われる。

   ◇   ◇   ◇

開星・野々村監督は甲子園ンのベンチから選手たちの動きをじっと練習を見つめ、感慨深げに言った。「いやあ、懐かしいですね。あの天然芝もね。連れてきてもらっただけで感謝です」。93年夏に松江一(現開星)を率いて甲子園初出場し、何度も聖地に導いてきた。ただ、10年センバツで21世紀枠の向陽(和歌山)に敗れ「末代までの恥。腹を切りたい」と発言して辞任。その後、復帰と退任を重ね、11年夏以来となる甲子園に帰ってきた。

元美術教員で異名は“山陰のピカソ”。和装で抽選会に参加し、歯に衣を着せない言動も当時話題を呼んだ。14年ぶりの聖地でも、“野々村節”は健在だった。今大会の朝夕2部制で、第4試合は午後6時45分開始予定となる。「記念にはなりますよね。負けて帰るなら思い出に残る試合をしたほうがいい。素直に従おうと思います」と抽選を楽しみにした。

DH制に関しては「大学もプロもやってるし、僕は大賛成」ときっぱり。「バッティングが得意な子はいるんですよ。この(夏の)大会から指名打者、作ってくれないかな(笑い)」とまさかの要望も行った。最後は検討中の7回制の話題に触れ「大反対。7イニングになったら、野球見ません(笑い)」。明快なフレーズ連発。この夏も野々村節で楽しませてくれそうだ。【林亮佑】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.