
<ヤクルト-阪神>◇1日◇神宮
ヤクルトに新加入した青柳晃洋投手(31)が“特性”をチーム合流初日から発揮した。阪神戦(神宮)の試合前練習に参加。阪神時代は登板時に雨が多かったことから「雨柳」の異名を取った。この日も空は鉛色で、練習開始前は強い雨に見舞われた。異名にたがわぬ? 悪天候ぶりに、伊藤投手コーディネーターからは「青柳が来たから雨ちゃうか」といじられた。キャッチボールなどを行った後、雨がたっぷり染み込んだTシャツ姿で青柳は「汗です。汗。雨じゃないです」と笑った。
練習後は9年間を過ごした古巣阪神の仲間と交流した。藤川監督とはグータッチを交わし「頑張れよ」と激励を受けた。近本、佐藤輝、同学年で仲のいい坂本らとも談笑した。
今後は3日まで1軍練習に同行し、5日以降はファームで調整する見込み。青柳は「(米国と)ボールが違うので、なるべく早く慣れたい」と話した。