
<レッズ5-2ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、「足のけいれん」で緊急降板した。
大谷は1回にデラクルスの適時打で1点を失うも、3回まで4安打1失点4奪三振の粘投。フレディ・フリーマン内野手(35)の2ランで逆転した直後の4回に、異変が起きた。
先頭マルテに内野安打を許すと、スティーブンソンの初球から2球連続でツーシームを引っかけて暴投。スティーブンソンは四球で歩かせ、スティアに2ボールとしたところで、デーブ・ロバーツ監督(53)がトレーナーとベンチを飛び出し、交代を告げた。
球団発表は「足のけいれん」。3回0/3を51球、5安打2四球1失点4奪三振だった。大谷はDHで出場を続けたが、2試合連続の5打数ノーヒットに終わった。
【大谷の一問一答】
-いつから足がつりはじめたか
「初回から感じてはいましたけど、なんとかだましだまし。3回ぐらいまでいけてたんですけど、最後はちょっとなかなか難しかったなと思います」
-リハビリは進めるか、ステップバックするか
「球数を投げられたのはいいところかなと思って、後退するということはないと思いますし。ただ、昨日今日ちょっと体調が良くないので、しっかりとまずは明日の休みを挟んで体調を戻してから、次の登板スケジュールが決まるのかなと思います」
-(降板後も)DHで出場できた要因は
「守備につくわけではないですし。試合もまだまだ競ってはいたので、もちろん打席に立ってチームに貢献するっていうのがまず1つかなと思います」
-足のけいれんは球種の選択に影響したか
「球種っていうよりは、あんまり沈み込まないように。本当に本格的につらないようにというか。悪く言えば手で投げるような感じでは投げてたかなと思います」
-過去に足のけいれんは経験したか
「右のお尻はあんまりないですかね。どちらかというと左のふくらはぎとかハムストリングが基本、なる時はなると思うんですけど、あんまり臀筋っていうのは今までにはないところでした」
-次の登板は水曜だが
「まず体調しっかり戻したいので、それができればスケジュールで投げられるんじゃないかなと思います」
-これが影響しない自信は
「そうですね。明日まず休みがあるので。明日はしっかり休んで、また明後日、しっかり体調を整えて出場したいなと思います」
-今後の休養はどう考えているか
「シーズン後半はでも、休みが多いと思うので。ホームでの休みもありますし、あんまりその日程的にはそこまでタイトなスケジュールではないのかなと思います」
-球団とはどんな話をしたか
「トレーナー経由でというか。僕がトレーナーと話して、どういう感じっていう、毎回そうですけど。体調がいい時、悪い時関わらず、毎日テーブルに行って、体のケアをするときにどういう感じっていうのはコミュニケーションを取ってるので」
-スイーパーが6割くらいだった。予定していたのか
「ちょっと手で投げるような、あんまり深くいけない感じではあったので。真っすぐが思い通りにあんまりいきそうになかったのと、おそらくあんまり深くいくと、もっと早い段階でつってたのかなと思うので。だましだましというか、そういう感じだったかなと思うんですけど」
-ボストンも含めて西海岸と比べて湿気が高い
「昨日、今日とちょっと脱水気味ではあるので、そういう意味ではそうなのかなと思いますけど。でも、ボールのグリップ的にはかなりいい感触はあるので、スイーパーも良かったですし。真っすぐもいい時は良かったので、そこらへんはいいところもあり、悪いところもあります」
-バッティングは
「昨日今日は正直あんまり覚えてないというか。打席に行って帰ってシェアしてみたいな感じだったので、あんまり。どういう打席を送れてたかっていうのがあんまり記憶にない感じです」
-手術前と比べて体の反応の変化は
「変化はおおむねいいんじゃないかなと思います。もちろんその張りが返ってくるっていうのはありますけど、張りの中でもいい張り、悪い張りあると思うので。通常の、なんて言うんですかね、心地いい張りというか、刺激が入った張りが返ってきているなと思います」
-ダルビッシュが日本人最多の日米通算204勝。投手としてどんな存在か
「会えば話しますし。ピッチングも含めて、今どういう感じだよねっていう意見を交換させてもらったりもするので、それは自分にとっても大きいですし。そういう節目の勝利っていうのはご本人もうれしいんじゃないかなと思うんで、ご家族にとってもうれしい1日になったんじゃないかなと思います」