
<レッズ-ドジャース>◇30日(日本時間31日)◇グレートアメリカンボールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)の緊急降板に、「SPOTV NOW」の放送席も凍り付いた。
大谷は1回に1点を失うも、3回まで4安打1失点4奪三振の粘投。フレディ・フリーマン内野手(35)の2ランで逆転した直後の4回に、異変が起きた。
先頭マルテに内野安打を許すと、スティーブンソンの初球から2球連続でツーシームを引っかけて暴投。スティーブンソンは四球で歩かせ、スティアに2ボールとしたところで、デーブ・ロバーツ監督(53)がトレーナーとベンチを飛び出し、交代を告げた。
「SPOTV NOW」では、オリックスやエンゼルスでプレーした長谷川滋利氏と、マリナーズやロイヤルズなどでプレーしたマック鈴木氏が解説。大谷が制球を乱すと、両者から「どうしたんでしょうね」「ちょっとおかしいね」「大丈夫ですか?」「たぶん足が…」「途中おしりをたたいていた」などと声があがった。
大谷が降板すると、マック鈴木氏は「ここは『いける』じゃなくて無理しなくていい。ここね、この時期は湿度も高くて暑いんですよ」。大谷が臀部(でんぶ)を気にしていたと指摘した長谷川氏は「引っかけていたのは今日の投球の感じでおかしかったのかと思ったが、もしかしたらそこだったのかも」と解説した。